生活習慣病とは何なのか

代表例はどんな病気なのか

老人

生活習慣病は高血圧、心臓病、脳卒中などがあります。その中で代名詞とも言えるのが糖尿病です。糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンと呼ばれるホルモンの低下によって血糖値が慢性的に続く病気です。そのまま放置しておくと網膜症や腎症(悪化した場合、透析になりやすい)、神経障害など合併症を引き起こす可能性があります。糖尿病には1型と2型があり、日本では成人の6人に1人が2型糖尿病にかかっているとされています。原因は遺伝的要因をはじめ、過食や運動不足などの生活習慣の乱れにあります。また40歳以上や肥満、ストレスも発症の一因になります。初期症状としては激しい喉の渇きや頻尿、食後の眠気やだるさが挙げられます。糖尿病は自覚症状が出にくい病気であるため、自覚症状が出た頃には進行がかなり進んでいることも特徴です。

糖尿病を治療するためには、食生活の改善や定期的な有酸素運動が不可欠です。食生活は一日三食を栄養の偏りがないようにバランスよく摂り、腹八分で終えることが基本です。また山芋やカボチャ、イチゴなどの食品はインスリン分泌を助ける作用をもっているので積極的に摂取しましょう。塩分を摂りすぎないことや間食を控えることも効果的です。有酸素運動は食後30分から1時間の間で行うことがベストです。血糖値が上昇するピークの時間帯がその時間だからです。有酸素運動でブドウ糖が消費されはじめるまでに約15分はかかるため、最低でも20分以上の運動が必要です。水泳や早めのウォーキングなどが適しているでしょう。加えて定期検診での数値を気にかける努力も予防の一つと言えます。